一般社団法人日本通信教育振興協会
あなたの知識・技能を人のために! 社会のために!
一般社団法人日本通信教育振興協会が認定する「学習指導員」の多くの方々が、全国で活躍中です。
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よりよい学習指導員を目指して
ハーブ学習指導員
永田昭子(宮崎県都城市)
● 学習指導員資格を取得してから4年目を迎えます。 現在、市の生涯学習ボランティアとして、ハーブ教室、幼稚園・小学校の家庭教育学級、中学生の職業体験学習、公民館講座などの指導にあたっています。
● ハーブ教室には、男性学習者も積極的に参加し、学級長のもと、主体的に学習に取り組んでいます。年間計画には、野外学習や施設見学も取り入れています。 幼稚園・小学校の家庭教育学級は、ハーブを利用した親子の作品作りで、仕上がった作品の発表では、参加者の皆さんがとても満足し、楽しいひとときを過ごしていただいています。担当の先生から、児童の書いたお礼の言葉や感想文が届けられたときは,、うれしさで一杯になります。
● 中学生の体験学習は、毎年3〜4人(男・女)の園芸や農業、植物に興味や関心を持っている生徒が訪れます。庭の草取り、ハーブの植え方、収穫や乾燥と汗を流しての実習ですが、参加者のみんなで作る昼食のハーブ料理には似な大喜びです。3日間の実習のあとの反省会では、ハーブに関することだけでなく、環境問題や健康問題まで話が広がっていきます。提出されたレポートをみると、若い方々のエネルギーや感性を大切に育てていかなければならないと切実に思います。 ハーブ教室は4年間続いていて、教室の名称は「ラベンダー」です。同じメンバーで、お互い気心が知れ、前向き志向の学習者達です。これからは、学習で身につけたことを地域で役立てようと話し合い、地域ボランティアで活動していく予定です。
● 学習指導員の私が教え、そして学ばれた学習者の方が、新たな生きがい作りのためにそれぞれが成長していく姿、このことは私の目標でもありますし、学習指導員講習で学んだことです。 (WeWe10号に掲載)
励ましの言葉が元気のもと
紅茶学習指導員
古沢照美さん(福井県坂井市)
● 市が管理する施設(旧森田銀行)で、私が収集したアンティークなティーカップなどを展示するイベントを開催しました。その展示品を見ていただきながら、イギリスの王侯貴族の紅茶に投じた財や思いを、エピソードとともに講演をさせていただきました。
● カップ1つ、スプーン1本にもそれぞれに歴史があり、職人たちの高い技 術や熱い願いが込められています。国々が紅茶のために戦争に至った経緯や論議など、数え切れないほどのできごとを話すにはどんなに時間があっても足りないくらいです。 講演のあと、リーフティとティーバッグの美味しく淹れるポイントをまとめた手づくりのパンフレットを用意しておりましたが、皆さんお持ち帰りになられました。
● 少しずつですが、紅茶を美味しく淹れるコツを伝えながら、そして紅茶にまつわるエピソードを多くの方に伝えていきたいと思っております。私の話を聞いてくださる方から、元気と励ましの言葉を頂戴しながら、次のステップに進みたいと思っております。 (WeWe10号に掲載)