2018年新春のご挨拶


  
 
  公益社団法人日本通信教育振興協会
    会長 浅井三郎



皆様、明けましておめでとうございます。
公益社団法人日本通信教育振興協会の賀詞交歓会にあたりまして、ひと言ご挨拶を申し上げます。
本日は、来賓として、文部科学省から生涯学習政策局 生涯学習推進課 民間教育事業振興室長の伊佐敷真孝様、民間教育事業第二係長の為近雄一郎様、一般社団法人全国産業人能力開発団体連合会、会長の町田ひろ子様に、お忙しい中をご列席賜りましてありがとうございます。
また、会員、賛助会員の皆様にも多数お集まりいただきましてありがとうございます。

年頭でございますので、今年の当協会を取り巻く環境などについて感想を申し上げてみたいと思います。
今年は年初から株式市場が賑わって、トヨタなど大企業はかなり儲かっているようで、景気が上向いてきているようにも報道されていますが、アベノミクスの超金融緩和政策で発行されたお金は、まだまだ我々の所には廻って来ていないようでございます。受講生募集の状況を担当者に聞いたところ、下げ止まったかな?という感想でした。
出版不況と言われて、通信教育の広告媒体である新聞・雑誌の発行部数が減少して通信教育の受講生募集が大ダメージを受けているわけですが、今年から上向いてくれることを祈っております。
このままでは、社会通信教育は「絶滅危惧種」に指定されるのではないかと心配をしていたところですが、「生涯学習」が絶滅するわけはありません。当協会で養成、認定をしております「学習指導員」も着実に増えておりますし、学んだ成果を社会に生かして活躍をしております。社会通信教育は生涯学習を推進させる絶好な学習機会を提供しております。
通信教育の普及方法を考えると同時に、今後、個人消費が回復して、家計簿の教養娯楽費の項目が増額されるようになることを期待したいと思っています。
また、本日は、今までの流れを変えるグッドニュースがあります。
正会員、賛助会員の入会が、昨年の理事会で承認され、本日ご紹介できる運びとなっております。よろしくお願い致します。

今年も皆様のご健勝とご発展をお祈りしまして挨拶と致します。

                      (平成30年1月12日 新春賀詞交歓会にて)

 

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