第28回生涯学習奨励賞表彰式 来賓挨拶
文部科学省 生涯学習政策局 生涯学習推進課
民間教育事業振興室長 助川 隆
本日、公益社団法人日本通信教育振興協会主催の第28回生涯学習奨励賞表彰式におきまして受賞されました皆様、誠におめでとうございます。表彰式にあたりまして一言お祝いを申し上げます。
先ほど会長からお話がありましたように、本日受賞を迎えられた皆さまは、とても優秀な成績を収められたと伺っております。これまでのご努力の賜物であり、敬意を表したいと思います。
さて、今年は大きな地震が何度かございました。4月には熊本で、10月には鳥取で、今週には福島でまた余震とみられる大きな揺れがありました。被災された方々にはお見舞いを申し上げますとともに、そのような中で引き続き通信教育を頑張ってお受けになられた方がおられるということも伺っております。そのような方のご努力を伺うにつけ、力強さを改めて感じるところです。
通信教育というのはいつでも、どこでも、誰でも、さらに何度でも学べるものです。皆様方が学ばれている目的はさまざまかと思います。地域の活動のためにされている方、お仕事に役立たせるための方、ご自身の趣味・教養を深めるためにされている方もおられます。それぞれの目的に向かって学ばれた成果が本日の受賞ということになったわけですが、今度はその学習の成果を社会に還元していただければと思います。
また、本日お集まりの学習指導員の皆様、新たに学習指導員になられた方にも、おめでとうございますと申し上げたいと思います。
2005年から学習指導員の制度が始まっており、登録者数が間もなく2000名になろうというところかと思います。ご自身の学習成果の活用、還元の一つのあり方として学習指導員もあるかと思います。学習指導員として活動されること自体も楽しみのひとつであるとも伺っております。ぜひ様々な面でご活躍をしていただきたいと存じます。
そして、これから3000人、4000人と認定登録されていく中で、最初の2000人の方々はとても立派な方だなと後進の方々の目標になるように、着実に活動を進めていただければと思います。
結びになりますが、本日お集まりの皆様のますますのご清祥とご発展をお祈りいたしまして、私からのお祝いの言葉に代えさせていただきます。
本日は誠におめでとうございます。