2014年新春賀詞交歓会 挨拶

                     文部科学省 生涯学習政策局 生涯学習推進課
                         民間教育事業振興室長  楠目 聖氏

本日は、新年の賀詞交換会にお招きをいただきまして、ありがとうございます。 また、(公社)日本通信教育振興協会の皆様には、日頃から通信教育の振興を通じて、生涯学習の推進にご尽力をいただきまして、誠にありがとうございます。 この場を借りまして、改めて御礼申し上げます。

文部科学省においては、誰もが自由に学習機会を選択することができ、その成果が適切に評価・活用されるような生涯学習社会の構築に向けて、各種の施策を進めているところですが、今年は、生涯学習振興法が制定され、文部科学省が本格的に生涯学習の取組を始めてから25年、四半世紀の年になります。

これまでの25年の状況を振り返ってみますと、皆様方のご協力もいただいて、学習機会の拡大という点については、かなりの広がりが見られているところですが、今後は、更に、学習機会の質の向上や、学習成果の活用ということが重要な課題となってくるものと考えております。

通教振で取り組んでおられる「生涯学習奨励講座」の認定制度や、「学習指導員」の養成に関する取組は、そのような課題への対応という意味でも、重要な意義を有するものと考えています。公益認定を受けられたことも契機として、今後とも取組を充実されることを期待しております。

また、関係団体の皆様方におかれましても、引き続き、通信教育の事業の推進等を通じて、生涯学習社会の実現に向けて、ご理解・ご協力をいただければ幸いです。

結びとなりましたが、(公社)日本通信教育振興協会の益々のご発展と、本日お集まりの皆様のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、私からの挨拶とさせていただきます。

                         (2014年1月17日 プラザエフにて)


 

toppage